2月の食の歳時記:土佐文旦
文旦でちょっとしたおもてなし。
今日のいちcafeレシピ:文旦の皮を剥いただけのデザート
先日スーパーで土佐文旦が出たので、さっそく購入。
今年の初文旦です(^ ^)。
文旦の味
土佐文旦は、高知の特産フルーツなんですけど、県外の方は文旦自体を知らない方が少なくないんですよね。
文旦を初めて知った方に、「どんな味ですか?」って聞かれると、いつも「穏やかなグレープフルーツのような味です」って答えてます。
柑橘類の中ではやや渋みがあって、さっぱりとしたお味です。
文旦の種類
文旦といっても、いくつか種類があって:
✳︎秋が旬なのが「水晶文旦」 ハウス栽培ものです
✳︎12月〜1月に出回るのが「温室文旦」 これもハウス栽培
✳︎2月〜4月に出回るのが、「土佐文旦」 これは露地栽培です
今回はこの露地物の土佐文旦を買いました。
露地物のお味は、私のイメージでは「ピンからキリまで」なんですが、今回買ったものは、とてもジューシーで味もしっかりあって美味しかったです(^ ^)
不出来なものは、味が薄かったり、渋味や酸味が強すぎたり、カッスカスだったりします。
土佐文旦は3月頃が絶頂期じゃないかなと思いますが、出荷が始まる2月はじめでも、今回は十分美味しかったです。(個体差はあると思いますが。^^;)
ハウス栽培の文旦は、あまり個体差はなく安定して甘味があって、ジューシーなイメージです。
文旦の選び方
私の個人的な文旦の選び方は、皮ができるだけ薄そうなもの。
皮が分厚いものは、皮が若々しくパン!と張っていて、美味しそうに見えますが、「皮が分厚いものは、たいてい実が小さめ」というのが私の経験。
なので、皮が少しだけヨボヨボしてるぐらいの、薄そうなものを選んでいます。
文旦の食べ方
文旦は、皮も剥いて、房一つひとつの薄皮も剥かないといけないので面倒なのですが、文旦を剥くときには「ムッキーちゃん」を使うとラクなのでお勧めです。
これ↓
そして、タネも取って、食べるのですが、私は「文旦好きがこうじて」という本を見てから、文旦を食べるのがますます好きになってしまいました。
以前、この本を見て、さっそく私も真似してみたんです。
皮を丁寧に剥いて、タネを取って、綺麗にお重に並べて、お花見の時に差し入れをしたんです。
すると、そのお重の蓋を開けた瞬間、みんなが「おぉ〜!!)^o^(」って喜んでくれて。
お重にぎっしり詰めた文旦は瞬殺で食べられました。(笑)
これ、ちょっとしたごちそう、おもてなしにもなりますよ。
「文旦食べてみたい〜」って方は、ネットでお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?
kayoko@Subway cafe