2月の草花の歳時記:嫁石の梅@土佐山 高知市
高知市土佐山の「嫁石梅まつり」に行ってきました。
もう第30回を迎えるこの梅まつり。私は今年初めて見に行きました。
お祭り期間2日目にして、梅はもう満開に近く、前日までの雨に打たれて、咲いた花が傷みかかっていて、全体の景色としてはパッとしなかったのがちょっと残念でしたが…。
何とか、キレイに咲いてくれているお花たちを撮ってきました。
嫁石の梅って?
嫁石の梅は、高知市の北部にある土佐山中切にある嫁石という場所にあります。
なんと個人所有の梅園に、約1200本もの梅が川沿いを中心に植えられていて、壮大な梅の景色が見られます。
右手には巨大な岩が。太古からの雄大な自然とともに、梅見物を楽しめます。
「嫁石」という地名は、この川沿いの街道を嫁が行き来していた時代に、石に座ってひと休みしていたことから名づけられたと、地元のスタッフのおじさまがお話してくれました。
そんなひと休みに使われていた石に、たまたま同じタイミングで座った男女がご縁ができて、結婚することになり、おなごさんは嫁に嫁いだというロマンチックな話もあるそうで。
それを伝えるこんな石碑「花嫁の座り岩」もありましたよ。↓
出会いを求めている方や婚活されている方は、縁担ぎにこの石に座ってみてはいかがでしょうか?(^ ^)
嫁石の梅の種類
嫁石には、全国各所から梅の木が集まっているそう。
梅まつりで頂いた梅園散策マップによると、嫁石で見られる主な梅の花は4種類:
鶯宿(おうしゅく)
桃色の花が咲き、芳しい豊かな香りを放つ梅。
多分、これ↓
白加賀(しろかが)
写真映えする、白くて大きな花を咲かせます。
多分、これ↓
けさき
薄黄色の花が特徴。
↑ 違うかも…(^^;) 。マップで見ても白加賀との区別がつかなかった…。
赤梅(あかうめ)
濃いピンク色の美しい花を咲かせます。
嫁石までの行き方
嫁石の梅まつりの場所は、車かバイクで行ける場所です。
嫁石は、「オーベルジュ土佐山」という温泉宿泊施設から車で約5分進んだところにあります。
なので、初めての方は、 「オーベルジュ土佐山」でGoogle マップやナビで検索して、オーベルジュ土佐山を目指します。
そして、オーベルジュ土佐山からさらに車で5分ほど、1本道を進めば、嫁石の梅園に到着します。
のぼり旗が道沿いに立ってますので、迷うことなく行けます。
駐車場・トイレ・売店など
梅園は個人の敷地です。
実行委員会が梅まつりを運営している期間(2月中旬〜3月中旬)に行かれるのがおすすめです。
駐車場
梅園の手前や、梅園の中にも駐車場があります。
スタッフさんが誘導してくれるので安心ですが、梅園内の駐車場までは細い道なので、運転気をつけてください。
トイレ
お手洗いは、入り口に1ヶ所の他、簡易トイレも設置されています。
売店
イベントを行うステージのある場所に、お店も出店しています。
山菜の天ぷらうどん、地元の直販所のおまんじゅう、田舎ずしやちらし寿司など、田舎の風情を感じるお食事が楽しめるかも。
嫁石の梅の楽しみ方
「嫁石梅まつり」の開催期間中は、週末に音楽や踊りの催しもやってるようです。
田舎ずしや山菜の天ぷらうどんなど、ちょっとした地元のお食事の販売もしています。
梅園の所々に椅子やテーブルがあるので、座ってお食事もできます。
ですが、私のおすすめは、オーベルジュ土佐山と合わせて楽しむこちらのプランです:
おすすめプラン
午前中に嫁石の梅園を散策。
梅を鑑賞したり、撮影しながら、ゆったり歩いて堪能します。
↓
オーベルジュ土佐山に移動。
地下にあるレストランでちょっと贅沢なランチを楽しみます。(土日祝祭日の11:30−13:30限定)
↓
温泉に入って、ひと休み。
梅まつり入園券を提示すると、入浴料100円引き(^ ^)
↓
オーベルジュ土佐山の向かいにある直販所で、地元食材をお土産に購入。
私は今回、土佐ジローの卵を買って帰りました。(^ ^)
土佐山のその他のスポット
嫁石の梅まつりの場所を車で5分ほど降りたところに、「オーベルジュ土佐山」という温泉宿と、「とんとんのお店」という地元食材の直販所があります。
おすすめプランでもご紹介したように、嫁石の梅まつりと合わせて、オーベルジュ土佐山内のレストランでランチやカフェをしたり、温泉につかってひと休みしたり、直販所でちょっとした地元のお土産を買って帰るのもおすすめです。
オーベルジュ土佐山のホームページはこちら。 ↓
今回の嫁石の梅まつりを、ショートムービーでご紹介。↓
kayoko@おうちcafe