いちcafe日記

一日、いちcafe。大好きな毎日のカフェタイムに思うこと、学び得たこと、実践したことを綴っています。

2月の草花の歳時記:得月楼の盆梅@高知市

高知市中心部にある老舗の料亭「得月楼」で見られる樹齢数百年の盆梅

 

今年は、初めて得月楼の盆梅を見に行くことができたので、ご紹介したいと思います。

 

ショートムービーでもご紹介。↓ 

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得月楼の盆梅って?

老舗の料亭「得月楼」

高知市の中心部に、「得月楼」という名の、創業150年の老舗料亭があります。

 

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高知で和食 皿鉢料理を楽しめる料亭|得月楼本店

 

高知の高級料亭で、お顔合わせや結納、披露宴などの慶事や、歓送迎会などフォーマルな席に利用されるお屋敷でもあります。

 

私、今まで得月楼を利用したことがなかったのですが。

今回、初めて得月楼の中に入ります。ヽ(´▽`)/

 

こちら入り口。

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前庭にもさっそく盆梅が。

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美しく梅の花が咲いておりました。(^ ^)

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白い梅の花も。

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一つだけ、ピンク色の花がついていて、珍しい咲き方。(^ ^)

 

赤いのれんが映える玄関を入りまして。

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中に入るとスタッフの方が接客&案内をしてくれます。

 

ちなみに、盆梅展は、得月楼のお料理などを利用の方が見られるものらしいのですが。

今回、2日間だけ、食事の利用がなくても、500円の拝観料で盆梅を見ることができる日がありまして。

私は盆梅だけを観に行かせてもらいました。

 

こちらは1階に飾られていた、明治時代の得月楼の様子を描いた絵画。↓

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2階の大広間への階段の麓には、ISSHUの華やかな着物が飾られていて。

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さすが、雅な得月楼でございます。

 

そして、階段を登りまして、盆梅が飾られている2階の大広間へ。

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座敷を取り囲むように、盆梅が飾られておりました。

 

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得月楼といえば盆梅

この数々の盆梅は、得月楼の初代店主が集めてきたものだそうで。

毎年、梅の花が楽しめる1月中旬から3月上旬まで、この大広間で「盆梅展」が開催されます。

 

「盆梅」なので、地植えではなく、大きな鉢に植えられた梅の木です。

 

樹齢200〜300年と言われる盆梅の姿は、古木の風情と風格があります。

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梅の種類

こちらには、大きく2種類の梅があるようで。

 

1つは「野梅系」と言われる、原種に近い梅。

香りが良いのが特徴。

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キューンとした、すごくいい香りがしました。(^ ^)

 

もう1つは、「豊後系」と言われる、梅と杏を掛け合わせた種類。

桃色の花を咲かせたり、大振りなものが多いのだそう。

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花の色は、真っ白から淡いピンク、濃いピンクまで。

枝ぶりもさまざまで、色んな姿が楽しめます。

 

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このお屋敷の佇まいと盆梅の姿が、何とも雅な雰囲気を醸し出しています。(^^)

 

得月楼の盆梅展の申し込み予約など

 

 

盆梅展は、得月楼のお食事などを利用の方だと無料で見られます。

その場合は、お席の事前予約はした方がいいですが、盆梅展の入場は無料で自由にできます。

 

利用客の方は、お食事前やお食事後、待ち合わせで待っている時なんかに、見たりしているようです。

 

ちなみに、得月楼のお食事メニューはこちら。

お料理|得月楼

 

今回のように、盆梅展の期間中で、日数・時間限定で盆梅を見るだけでも大丈夫な日が設けられる場合もあるようで。

今回は、2月18日と19日の2日間、11時〜14時限定で、拝観料500円で見ることができました。

 

その場合でも、特に事前に申し込みとかは必要なく、行ってすぐ案内してくれます。

 

盆梅展は3月中旬までで、年度末で卒業などの時期でもあるので。

節目を迎える方との思い出に、ちょっと贅沢なお食事とともに、この盆梅も見られるといいですね。(^ ^)

 

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